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【お知らせ】JHD&C代表対談 第1回 野澤桂子先生<日本におけるアピアランスケアと理美容の役割>のページを公開しました

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【JHD&C活動レポート】

“ヘアドネーションとウィッグ”について、医療者はどのように見ているのでしょうか。国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センターの初代センター長を務められた野澤桂子先生とJHD&C代表の渡辺の対談をHPに公開しました。

野澤先生が『外見と医療』の問題に興味を持ったきっかけは、90年代後半のフランス滞在時。終末期のがん患者や重度の認知症の方が入所しているパリの公共の老人ホームやホスピスで、日本との違いをまざまざと感じたそう。
-『入院中の患者さんが当人の嗜好に沿って身なりを整えることによって、その人らしくいられる』-
フランスのこの考えに触れた野澤先生は帰国後、外見の悩みとこころの関係を研究することとなります。

─対談より抜粋─

『つまり、(お化粧で)自分がきれいになったことよりも、それに関連する人間関係が活性化したことのほうがみんなの意識に残っているんだなと、意外に思ったのですね。』

『がんの患者さんは、どちらかというと、きれいになりたいというよりも、元の自分に戻りたいという思いで参加しています。抗がん剤で眉毛がなくなって現実的に困っている、という面もありますが、根底には、元気な頃の自分に戻れないんじゃないか、という不安を抱えて参加しています。』

─抜粋ここまで─

ヘアドネーションは『見た目』の問題と非常に大きな関りがあります。JHD&C代表と野澤先生、それぞれの立場から率直な意見を交換しました。

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